求人票作成だけじゃない、頼れるパートナーの実態とは
「求人票を作ってくれる人たち」「求人掲載のための専門家」――
採用代行(RPO)と聞くと、そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際の採用代行は、求人票の作成・掲載だけでなく、スカウト配信・応募者対応・面接日程調整・データ分析まで、採用業務のほぼ全工程をカバーできる、まさに「採用担当の右腕」といえる存在です。
本記事では、「採用代行って実際どこまでやってくれるの?」という疑問にお答えしながら、導入による具体的なメリットもご紹介します。
採用代行(RPO)の主な業務範囲とは?
採用代行が対応できる業務は、大きく分けて以下の通りです。
1. 求人票の作成・掲載
- 職種・ターゲットに合わせた原稿作成
- 各求人媒体(例:Indeed・マイナビ・doda・engage等)への出稿・管理
- SEO・クリック率・応募率を意識したチューニング
2. スカウト配信
- 求人媒体やスカウト媒体(dodaダイレクトスカウト、ビズリーチなど)を活用
- 配信ターゲットの設計、テンプレート作成、個別文面のカスタマイズ
- 配信結果の分析と改善提案
3. 応募者対応(一次対応)
- 応募受付~面接日程調整のやりとり
- 候補者の温度感管理・リマインド対応
- 辞退・連絡なし対応、フィードバック取得など
4.各種データ管理・改善提案
- 応募数・面接率・辞退理由・内定承諾率などの数値分析
- 課題の抽出と、戦略的な改善施策の提案
採用代行(RPO)を「どこを外注するか」で得られるメリットとは?
では、上記の業務を採用代行に委託することで、企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。主なポイントは以下の通りです。
✅ メリット1:人手不足でもスピード感を保てる
面接日程の調整やスカウト配信など、工数がかかる作業を外注することで、少人数の人事部でも効率的に採用活動が進められます。
✅ メリット2:ノウハウがない業務でも成果が出せる
「スカウトの文面ってどう書けばいい?」「求人原稿がいまいちピンとこない」
そんな場面でも、プロの知見を活かして高品質な運用が可能になります。
✅ メリット3:候補者対応のスピードと質が向上
返信の遅延や対応漏れは、辞退や印象ダウンの原因に。代行により、候補者との信頼関係構築がスムーズに行えるようになります。
✅ メリット4:課題の可視化と改善スピードが上がる
媒体の効果測定や歩留まり分析を代行してもらうことで、感覚ではなく数値に基づいた改善が可能になります。
採用代行は「人が足りない」だけじゃない。
人事専任がいない中小企業こそ、“採用のプロ”を味方に。

「社長や現場マネージャーが採用も兼務している」
「応募対応や日程調整に追われて、肝心の面接や改善に時間が使えない」
そんな採用の悩み、ありませんか?
採用代行は、大手企業だけのものではありません。
むしろ人事部がない、もしくは少人数でやりくりしている中小企業こそ、外部の力を活用することで、
“できること”と“やるべきこと”に集中できるようになります。
たとえば――
- 応募者対応・スカウト送信など、時間がかかる実務をお任せ
- 採用課題の洗い出しと、改善提案をセットでサポート
- 月に数名の採用でも、必要な分だけ依頼できる柔軟な設計
など、貴社の状況に合わせた“外部の採用チーム”として動きます。
「誰かに相談しながら進めたい」
「片手間の採用から脱却して、本気で採用したい」
そんなときに、伴走できるのが採用代行の大きなメリットです。

導入事例
実際に応募数増加、採用へとつながった実例をご紹介します。
【CASE01】大手司法書士法人の採用をトータルサポート
Radish × HRソリューション
▍抱えていた課題
- 新規事業立ち上げによる急な人材不足
- 面接や育成に時間が割けない現場の限界
- 媒体や紹介会社の管理が煩雑
- 広告費が増え、効果が見えづらい
▍Radishの取り組み
- 採用計画の設計~実務まで一貫支援
- 定例ミーティング形式で人事担当をOJT
- 採用チャネルの整理と最適化
- 媒体・紹介会社の窓口を一本化
▍施策のハイライト
- 25卒新卒:8名採用
- 中途:年間150名採用
- 広告費を見直し、年間約1,000万円の削減
- BPO導入により育成リソースを確保
- 採用業務を内製化できる人事部へ
▍得られた成果
- 業界7位 → 業界3位へスケールアップ
- 前年度比180%成長を実現
- 経営戦略に基づく採用計画を遅滞なく実行
- 人材の育成と制度構築を同時に推進
【CASE02】地方食品工場の人手不足に挑む
Radish × HRソリューション
▍抱えていた課題
- 過疎地域の人材不足
- 採用業務が社長の属人業務に
- 高額な広告費でも応募が集まらない
- 離職率の高さによる現場疲弊
▍Radishの取り組み
- 採用活動を可視化し、PDCAを回す体制に
- 地元媒体・派遣会社と連携し地域密着型の採用強化
- 育成マップ作成で生産性向上に寄与
- 広告費の見直しにより予算最適化
▍施策のハイライト
- 作業員16名の採用(パート・アルバイト中心)
- 年間広告費400万円の削減
- 営業職のパフォーマンス向上
- 採用体制を内製化できるまで人事担当を育成
▍得られた成果
- 採用・育成・定着が連動した「人事基盤」を構築
- 外注から自走へとシフト
- 「人を活かす仕組みづくり」へ着手
- 組織力の底上げを実現
【CASE03】コールセンターの人員増加に貢献
Radish × HRソリューション
▍抱えていた課題
- 増員したいが、応募が来ない
- 採用業務は現場責任者が兼任していて手が回らず、知見も不足
- アルバイトは自社の雰囲気に合った人材が欲しい
- 人気の沿線とは違う沿線に最寄りがあり、人が集まりにくい
▍Radishの取り組み
- 既存媒体に加えて、アルバイト特化型の求人媒体を新たに活用
- 求人原稿のPDCAを毎月実施し、常にターゲットに合った内容にブラッシュアップ
- HR市場の最新トレンドや他社比較データを共有し、社内会議にも参加。正社員給与アップを後押し
- 自社の雰囲気に合う人物像を明確化するため、現場インタビューを実施
- 求人原稿内に、ターゲット層が共感しやすいキーワードや文体を意図的に設計
- 沿線表記を見直し、もう一つの近隣路線も記載+オプション掲載により露出層を拡大
▍施策のハイライト
- 月間応募数が10件増加、毎月平均2名の採用を安定的に実現
- 正社員の給与水準を見直すことで採用競争力が向上
- 原稿改善を通じて、カルチャーフィットした人材の採用に成功
- 媒体選定から原稿改善、現場ヒアリングまでトータルで支援し、採用負荷を軽減
▍得られた成果
- 応募〜採用までの導線を整備し、採用活動が“仕組み化”
- 採用広報を通じて「選ばれる職場づくり」へと意識が変化
- 人材の定着率が改善し、現場の生産性が安定
- 採用における判断軸を社内で共有できるようになり、採用チームとしての自走力が向上
まとめ:まずは一部業務からでも委託してみるのがおすすめ

いきなりすべてを外注するのではなく、「スカウト配信だけ」「日程調整だけ」など、一部業務から試してみるのもおすすめです。
採用代行(RPO)をうまく活用することで、社内リソースを戦略に集中させることができ、採用活動全体のパフォーマンスが向上します。
「今、何を外注すべきかわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
自社の課題にあったプランをご提案いたします。
採用業務でお困りの企業様へ
Radishでは、採用業務をはじめ、人材業務にお悩みの企業さまに対して伴走支援をおこなっております。

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