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組織強化

チームワークを高める6つの方法を徹底解説!高める効果も紹介

企業は個々の業務は個人で行うものの、全体としてはチーム単位で業務を進めていきます。そのため、個人の技量も必要ではありますが、それ以上にチームワークがないとプロジェクトの成功にはつながりません。

本記事では、企業のビジネスにおいてチームワークを高めることの効果を見た上で、実際にチームワークを高める以下の6つの方法をお伝えします。

  • 共通のビジョンと目標設定
  • 効果的なコミュニケーション戦略
  • 役割と責任の明確化
  • 信頼関係の構築
  • 情報共有の仕組み作り
  • リーダーシップの発揮

経営者の方やプロジェクトリーダーでチームワーク強化にお悩みの際はぜひ、参考にしてください。

1. チームワークを高める効果

チームワーク向上に求められるのは、以下の6項目です。

  • 「目標の共有」
  • 「コミュニケーション強化」
  • 「個々の役割や責任の明確化」
  • 「信頼関係の構築」
  • 「情報共有の仕組みつくり」
  • 「リーダーシップの発揮」

この6項目の達成により、チームとして効率的に業務を進めていけるようになる上、高い成果を発揮する可能性も高まります。逆にどれか1つが欠けるだけでも、業務はスムーズには進みません。それぞれの項目の重要性や実現のための施策について解説します。

2. 共通のビジョンと目標設定

チームワークを高める1つめの方法は、共通のビジョンと目標設定です。ここでは、ビジョンを共有させることの重要性、具体的な目標の設定方法について解説します。

  • ビジョンの共有の重要性
  • SMART目標の設定方法
  • チーム全体と個人の目標バランス

1つずつ解説していきます。

2.1 ビジョンの共有の重要性

企業の将来像や展望といったビジョンをチームで共有すれば、迷った時の指針となり、寄り道をしてしまうリスクが軽減されます。逆にビジョンの共有ができていないと、個々がそれぞれのゴールに向かって進んでしまい、収集もつかなくなってしまうでしょう。

2.2 SMART目標の設定方法

具体的な目標は、次の5つの項目を意識して設定するSMART目標がおすすめです。

以上の5項目を意識して目標を設定することで、個々がいつまでに何をどのようにやるべきかが明確になります。

2.3 チーム全体と個人の目標のバランス

チーム全体と個人の目標とのバランスを取るためのポイントは、個々の目標ではなくチーム全体の目標から決めることです。まずチーム全体の目標があり、その目標を達成するために個々の目標を設定します。

リーダーが個々のスキルや経験を基に適切に目標達成のためのノルマを配分することで、バランスも取れるようになるでしょう。

3. 効果的なコミュニケーション戦略

チームワーク向上にはコミュニケーションの強化も欠かせません。ここでは、効果的なコミュニケーション戦略について解説します。

  • 定期的なミーティングの重要性
  • オープンな対話の促進
  • フィードバックの仕方

1つずつ解説していきます。

3.1 定期的なミーティングの重要性

チームとして共通のビジョンを理解しているとしても、業務を進めていくなかで方向性を見失ってしまう可能性もゼロではありません。

そのため、ミーティングにより、現在の立ち位置を確認する必要があります。ミーティングは基本的にあらかじめスケジューリングをしておき、定期的に行うことが重要です。

3.2 オープンな対話の促進

チーム内でのメンバー同士の対話は、基本的にミーティング中やオフィスの自席などオープンな場で行うようにします。その結果、すべてのメンバーと現状の課題点や達成度の共有が可能です。

クローズドな場で対話を行うと、情報共有の手間が増えるだけではなく、メンバーにより理解度に差が生まれかねません。

3.3 フィードバックの仕方

建設的なフィードバックを実現するためのポイントは、「曖昧な感情論ではなく数字を基に行うこと」「良い点と悪い点を明確に伝えること」の2点です。達成している点についてはしっかりと褒め、できていない点は数字やデータを基に、改善点を伝えるようにします。

4. 役割と責任の明確化

チームでは、目標達成に向け、それぞれが異なる役割を果たし、責任を明確にすることが求められます。ここでは、役割分担のポイントや責任の所在を明確にすることの重要性について見てみましょう。

  • 個々の強みを活かした役割分担
  • 責任の所在を明確にする重要性
  • チーム内での相互サポート体制

1つずつ解説していきます。

4.1 個々の強みを活かした役割分担

チームでプロジェクトに当たる最大の強みは、それぞれの得意分野を活かして業務を進めていける点です。ただし、そのためには適切な役割分担が欠かせません。

ポイントは、リーダーが1on1ミーティングの実施や普段の業務に当たる姿勢をしっかりと把握し、個々の適性を見極めることです。個人がもっとも力を発揮できる業務を適切に分担させることで、チーム全体の力が強化されます。

4.2 責任の所在を明確にする重要性

プロジェクトの最終的な責任はリーダーもしくは管理職にあります。しかし、個々の業務については、担当者である一般社員の責任です。それぞれが自身の業務に責任を持って当たることで、業務がスムーズに進むようになります。

ただし、一般社員に責任を持たせるには、ある程度の権限移譲が必須です。自身に意思決定権がなく、責任だけがある状態では積極的に動くこともできません。一定の権限を与えた上で、責任も課すことが重要です。

4.3 チーム内での相互サポート体制

それぞれが自身の責任の基に得意分野に当たったとしても、個人でできることには限界があります。チームで動くことの大きなメリットは互いにサポートをしながら進めていけることであり、そのためには、情報共有の徹底が重要です。

定期的なミーティングの場で、現状報告を行い、具体的に何が足りない、何ができていないかを全員が把握した上で、リーダーがサポートの指示を与えるようにします。

5. 信頼関係の構築

チーム内での新来関係の構築は、チームワークを高める上でもっとも重要です。ここではいかに新来関係を構築していくかについて、具体的な施策やポイントを解説します。

  • チームビルディング研修の参加
  • 成功体験の共有
  • 失敗を恐れない文化の醸成

1つずつ解説していきます。

5.1 チームビルディング研修の参加

チームビルディング研修とは、メンバーが共通の目標に向かい、ゴールを実現するための協力体制に必要なことを学ぶための研修です。そのため、リーダーだけが受講するのではなく、メンバー全員が受講しなければなりません。

メンバー全員が受講することでチームワークの重要性を理解し、チームを強化していけるようになります。

また、チームビルディング研修は、受講後にレポートやアンケートから分かる分析レポートをもらえるため、プロジェクト遂行に活用できるのも大きなメリットです。

5.2 成功体験の共有

多くの場合、プロジェクトを成功させるには、いきなりゴールを目指すのではなく目の前の小さな業務を一つひとつ成功させ、その体験を蓄積していくことが必要です。

成功の体験を重ねていくことで、最終的なゴールへ向かうモチベーションを維持できるようになります。そのため、小さくとも何かしらの成功があった場合は、朝礼やミーティングの場で全員で共有するようにしましょう。

5.3 失敗を恐れない文化の醸成

プロジェクトを成功させるには、できるだけ失敗を避ける必要があります。しかし、失敗を恐れてばかりいれば、消極的になり新事業の創出や新商品の開発も実現しません。

企業のなかで失敗を恐れない文化を醸成するには、「前例のないアイデアを尊重し奨励する」「チャレンジを認め、評価する制度を導入する」などが必要です。企業全体で新たなチャレンジを笑わない、止めない、評価する雰囲気をつくり出すことが求められます。

6. 情報共有の仕組み作り

チーム内の情報共有を実現させるには、ツールの活用、進捗報告の仕組みづくり、ナレッジマネジメントの実施が必要です。ここでは、それぞれの具体的な方法について解説します。

  • 効果的な情報共有ツールの活用
  • 定期的な進捗報告の仕組み
  • ナレッジマネジメントの重要性

1つずつ解説していきます。

6.1 効果的な情報共有ツールの活用

情報共有のツールとしては、社内SNSやグループウェア、ビジネスチャットなどが挙げられます。またチームでのコミュニケーションを図るには、プロジェクト管理ツールの併用もおすすめです。

活性化のポイントは、上司が自ら積極的に利用する必要があります。また、雑談をするチャンネルをつくるのも利用頻度を高める方法としておすすめです。

6.2 定期的な進捗報告の仕組み

定期的な進捗報告をスムーズに行うには、メンバー全員が確認できる場所で行う必要があります。そのためには、定期的なミーティングの場を使う方法もありますが、それ以上におすすめなのは、プロジェクト管理ツールの活用です。

プロジェクト管理ツールを使えば、誰もが常に進捗の確認ができ、ミーティングにかかる時間の短縮にもつながります。

6.3 ナレッジマネジメントの重要性

ナレッジマネジメントとは、企業が社員の知識や経験、ノウハウをチーム全体で共有して活用するマネジメント手法です。

ナレッジマネジメントを実践すれば、個人の知識や経験が適切に継承されます。その結果、業務の属人化が生まれず、誰かがプロジェクトから外れても突然入っても業務が滞らずスムーズに進むでしょう。

ナレッジマネジメントの実践については、ナレッジ共有ツールの活用がおすすめです。プロジェクト管理ツールやグループウェアでも代用は可能なため、状況に応じて活用してください。

7. リーダーシップの発揮

チームワークを高めるには、チームをまとめ、常に方向修正を行うリーダーが欠かせません。ここではリーダーの役割や重要性について解説します。

  • リーダーの役割と重要性
  • モチベーション向上のための声かけ
  • 個別面談の実施

1つずつ解説していきます。

7.1 リーダーの役割と重要性

チームワークを高める上でリーダーが果たす主な役割は、チームの適切な統率です。積極的なチャレンジを奨励しつつ、道を踏み外しそうになった際には、サポートに徹して修正を行います。

リーダーは、常に先頭に立ってメンバーを鼓舞するだけではなく、さまざまな場面でメンバーの状況を把握することも欠かせません。アドバイスすべきはアドバイスを送り、褒める際にはしっかりと褒め、目標に向かって進めるよう指針を示すのがリーダーの重要な役割です。

7.2 モチベーション向上のための声かけ

チーム全体のモチベーションを向上させるには、リーダーの適切な声かけが求められます。ポイントは、褒める際もアドバイスをする際も具体的な内容を言語化して伝えることです。

何が素晴らしいのか、どのような改善が必要なのかを明確に伝えれば、相手は自分を理解してくれていると感じ、失敗してもモチベーションを落とさずに業務に向かえます。

7.3 個別面談の実施

リーダーによる個別面談が重要な理由は、メンバーとの信頼関係の構築、個々のメンバーの課題やニーズの把握、タイムリーなフィードバックなどの実現です。

全体のミーティングだけではわかりにくい個人の課題点や状況を把握できるのが個別面談のメリットといえるでしょう。

8. まとめ

企業は基本的にチーム単位で動きます。そのため、チームワークが整っていないと高いパフォーマンスも期待できません。

チームワークを高めるには、目標の共有、情報共有の徹底、役割分担と責任の明確化などが求められます。そして特に重要なのが信頼関係の構築です。メンバー全員がチームビルディング研修に参加し、チームワークの重要性を理解することが、チームワークを高めるために欠かせないポイントといえるでしょう。

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